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Q.センナとか市販の便秘薬はお腹がいたくなって困っています。どうしてですか?
A.
大腸刺激性下剤の副作用からそうなると思います。
腸の神経を直接刺激して、蠕動運動を促進し排便を促すタイプです。
 
■大腸刺激性下剤は種類も数多く現在市販されている大部分がこのタイプの便秘薬です。
■漢方薬として歴史を誇る大黄(根)や欧州のの民間薬のセンナ(葉)の成分のセンノシド、アロエ(葉)などです。緩和な作用で8〜12時間後に効きますが疝痛は少ないものの、慣れの現象が出てきます。
■また、同じ作用を持つ合成下剤として、フェノバリン、ビサコジル、ピコスルファートが代表的なものですが6〜12時間で効き、作用幅は大きいですが、やはり慣れの現象が生じます。はじめはよく効くのですが次第に効かなくなり、逆に頑固な便秘に移行したりします。
■これは下剤の刺激によって結腸や直腸が炎症を起こし、常に便意を感じるようになり、その上、腸の平滑筋がカリウムイオン欠乏によって緊張を失い、蠕動運動が鈍化する為です。効かないと思って量を増加したりすると、かえって悪化して厄介なことになります。つまり、大腸刺激性下剤は1週間以上の運用は避けることが望ましいということです。
(当ページのおなかの自己管理についてを参考にして下さい。)
Q.食物繊維とかビフィズス菌とかオリゴ糖等をとっているのですが、便秘は改善されません。どうしてですか?
A.
長年の便秘により停滞した古いものが、腸の中にあるうちはなかなか改善されません。 古いものが腸内の悪い菌を優勢させているし、また、腸の蠕動運動の機能を落としているためです。 腸の中の内容物を流動化させ、古い停滞物は酵母菌などで処理をした後なら、ご質問の種々の材料が効果を表すものと思います。
(当ページのおなかの自己管理についてを参考にして下さい。)
Q.長年(3年以上)の便秘でも治るのですか?
A.
治ります。
考え方として、元々は便秘に縁がなかったわけですよね。それが生活環境、食事環境、社会環境から来る変化で便秘になったわけで、もとを言えば、便秘でなかった頃をイメージして各環境を少しでも変えさえすれば治ります。 便秘暦の長い方程、少々時間はかかりますが治りますよ。薬だけでなんとかしようと焦らないことです。
(当ページのおなかの自己管理についてを参考にして下さい。)
Q.便秘薬は服用量を増やしたほうが効きますか?
A.
指示量でも充分効果がありますが、わずかな増減で排便をコントロールすることもできます。
短期間(一週間以内)ならやむを得ないでしょうが、特に大腸刺激性下剤の増量は好ましくありません。
他に増量するとクセになるタイプの便秘薬があるので、気をつけることが大切です。
Q.便秘薬を長期間服用しても問題はないですか?
A.
薬によっては慣れが出たり、慣れにより効き目が薄れたと勘違いして増量 したりするケースが多いです。
便秘薬を長期服用してかえって便秘になったり、副作用の強いものを連用して厄介な病気になることもあります。
便秘薬は一時的に便通を助けるものであることを認識して下さい。漫然と長期間服用することはお勧めできません。
一番大切なことは、自分に常在している乳酸菌を増殖又は元気にすることが便秘薬の服用を短縮化できる近道ということです。
Q.妊娠または生理時はどうして便秘になるのですか?
A.
女性には生理周期があり、排卵後から生理前にかけて、体内で黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されます。
このホルモンは妊娠の維持をするために、腸の運動を抑えたりして流産を防ぐ作用に働きます。
一方、生体は妊娠も生理も身体にとって通常でない状態と認知します。
出血または破水等が有りうると自然認知して、水分を溜め込むという作用が始まります。
ですから、腸管の水分までも貯留に回るので、腸管内の水分は枯渇気味になり、便秘を招きます。
だから特にこの時期の女性は便秘になりがちですが、腸管内の水分を保持するためには浸透圧下剤が有効と考えます。(当ページのおなかの自己管理についてを参考にして下さい。)
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