外界の情報が集まり、消化、吸収、免疫調節という複雑な仕事をタイミング良くこなす消化器官。実は必要に応じて脳からの命令を待っているわけではありません。自ら消化器官専用の脳を持ち、自分で考えているのです。しかし独立しているわけではなく、あくまで自律神経に支配されているので、ストレスには敏感に感じてしまいます。進化の過程では腸から脳が生まれたそうですが今では立場が逆転してしまいました。
M細胞=栄養吸収細胞
MΦ=マクロファージ抗原提示に優れた進化型の樹状細胞
抑制細胞=免疫寛容、毎日牛乳、卵を食することでできる。
1gA抗体=体全体で一日数gでもつくられ、感染防御解毒をする。
リンパ球の成育=未成熟の混在する中、Tリンパ球はBリンパ球に各抗体をきちんと出せるように成育していく。
ねばねば物質=感染防御バリアーの厚い粘膜層はムチンを代表するコア蛋白質や糖蛋白質でできている。
IgA抗体てどんな形?
2分子が分泌片と呼ばれる特殊蛋白で1分子結合する
通常抗体より2倍の結合能力がある
抗原と結合をしても炎症性の反応をもたない特別なもの
1日数gでも合成され分泌される
使わなくなったら消化され栄養として吸収される。
腸内環境管理は
  1. 長期滞留物は粘膜にキズをつけず、流動させること。
  2. 有害菌のレベルが高くならない様にする。
  3. 善玉菌を増加し、Th1リンパ球を優位に導く。
  4. 粘膜修復と保護、抗原提示力を強化する。
善玉菌と悪玉菌のの良いバランスで腸は動く
大腸は、非常にエネルギーを消費する臓器で、血液が運んでくれるブドウ糖だけでは足りず、定在菌が作る『酪酸』をエネルギー源として利用しています。消費するエネルギーの約7割も腸内細菌に頼っているので、腸の中の常在菌のバランスが悪くなると正常に働かなくなってしまうのです。
盲腸が善玉菌を育てる?!
盲腸と虫垂は、長い間『不必要なもの』と考えられていましたが、善玉菌を効率よく増殖させる為の重要な働きがわかってきました。盲腸は一時、便を滞留させ善玉菌の発酵器の役割をし、虫垂は、リンパ系が発達しており増え過ぎた悪玉菌を殺すという役割があるのです。虫垂炎で虫垂を切除してから悩む方も多いのです。
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