飲み合わせの注意事項

この薬を服用するとき、他の薬との関わり合いをお知らせする情報です。

 
A:牛乳などカルシウムを多く含んだ食品とは2時間以上空けてからお飲みください。

牛乳との飲み合わせに関しましては、牛乳を健康の維持のための量を飲んでいただいている場合は同時に飲んでも問題ありません。アストルベンの成分はマグネシウムです。カルシウムとマグネシウムを同時に服用することで、吸収率が高まります。現代人のほとんどはカルシウムとマグネシウムが不足していますので、吸収率が高まることはかえって良いことなのです。実際カルシウムとマグネシウムを予め混合した健康食品もよく売れています。しかし、下剤としてアストルベンを服用する場合は吸収率が高まることは一種の副作用です。腎臓の機能が極端に弱まっている方、結石をつくりやすい方、何かの疾患でカルシウムとマグネシウムの摂取を制限されている方にとっては注意が必要です。このことは日本局方には記載がありませんが、アメリカの局方には記載がありましたのでお知らせすることにしました。

 
B:処方薬の抗菌剤(化膿止め)とは飲み合わせの悪い場合もありますので、薬剤師にご相談ください。

テトラサイクリン系の抗生物質やニューキノロン系抗菌剤の吸収を阻害させることがありますので、2〜3時間間隔を空けて服用することが望ましいです。

 
C:制酸剤(炭酸水素ナトリウム)をお飲みの方は医師、薬剤師にご相談ください。

酸化マグネシウムは塩酸(胃酸)と反応して下剤として効力を出します。炭酸水素ナトリウム(重曹)はその塩素(胃酸)を抑えるので下剤としての効力が落ちてしまいます。一方、炭酸水素ナトリウムを服用していると酸化マグネシウムが塩化マグネシウムになる率が低く、しかも吸収されやすい形になり、高マグネシウム血症となる傾向にあるため、2〜3時間間隔を空けて服用することが望ましいです。

 
D:骨粗しょう症のお薬(ビタミンD)をお飲みの方は医師、薬剤師にご相談ください。

牛乳、カルシウム欄と同じことが言えますが、骨粗しょう症薬(D3)はマグネシウムの腸管からの吸収を促進し、高マグネシウム血症が生じると考えるため、2〜3時間間隔を空けて服用することが望ましいです。(高カルシウム血症も併せて考慮する)

 
E:抗狭心症薬、降圧剤とは飲み合わせの悪い場合もありますので、医師、薬剤師にご相談ください。

β-遮断剤(アテノロール・プロプラノロールなどの狭心症薬、降圧薬)の消化管からの吸収を抑制するおそれがありますので、2〜3時間間隔を空けて服用することが望ましいです。

 

○病院のお薬を時間指定で服用されている方は、アストルベン錠を食前、食後または食間に変更して服用ください。
○本剤を習慣的に長期にわたり服用しないでください。
○本剤をあなたが必要としないと思ったときは服用しないでください。
○常用している薬に便秘を引きおこす薬もあります。医師、薬剤師にご相談ください。

通常ここまで一般の方々に商品のマイナス面を文字で公開している所は多くありません。しかし薬を正しく使うにはメーカー自らマイナス面を目立たせる必要があると考えました。不安や面倒さを招く結果となっておりますが、ご理解ください。
この自然界に存在するマグネシウムは、古くから多くの医療関係で使用されている基本的な薬です。要は薬を正しく利用して、いち早く不都合な病を軽減あるいは治していただくための情報公開と思っていただければ幸いです。